皆さんどうもこんにちは!
億プレイヤーを目指している鉄人です💪
本日も自己成長につながる内容を発信していきます。
今回対象とする人は、例えばこんな方。
・人と信頼関係を構築するにはどうしたらいいのか
・今よりももっと友達と信頼を深めたい
・コミュニティを作ってみたい
実は、この回答に対する答えは、スナックの経営に秘密が潜んでいます。
早速見ていきましょう♪
コミュニティには信頼関係が必須
コミュニティを作る上で外せないものは信頼関係です。
信頼関係は切っても切り外せないほど、コミュニティと密につながったものです。
しかし、信頼関係を構築するのはとてもハードルが高いですよね。
なぜそんなにハードなのでしょうか?
信頼関係を作るハードルが高い理由
時間がかかるから
1つ目は、時間がかかるからです。
どうしても時間がかかってしまうのが原因で、継続してその関係性を維持するのが難しいのが背景としてあります。
子供の頃に友達を作ってきた経験はだれしもあると思いますが、その関係を構築するまでの時間は半年や一年というスパンでかなり時間がかかったケースが多いのではないでしょうか。
すぐに仲良くなったとしても、本当の意味での信頼関係が構築されるまでには時間がかかっていたはずです。
そのような関係を大人になってから構築するためにはさらに時間がかかることが容易にわかります。
大人になると金銭的なリスクも抱えているため、より時間がかかってしまうのも確かにうなずけます。
初対面の壁は分厚いから
初対面で出会った人との間にはとても分厚い壁が存在しますよね。
話した瞬間に思うことは、
まず相手がどのような人なのか?
価値観は合うだろうか?
危険な人ではないだろうか?
このように少し上げただけでもきりがありません。
子供の頃は無邪気に相手のことを根拠もなく信頼していたと思います。
しかし、大人になると社会的な圧力が原因で、より相手を疑う関わりをしてしまうわけです。
これでは信頼関係を構築しようと思っても、一筋縄じゃいかないのもうなずけます。
一瞬で関係が途切れることが頻繁にあるから
たとえ信頼関係を構築できたとしても、一瞬で関係が途切れることが頻繁にあります。
これも、信頼関係を構築する際のリスクです。
時間をかけて、相手との壁をだんだんと剥がしつつあったにも関わらず、一瞬で関係が途切れてしまうというのは、とても精神的につらいことです。
例えば、10年来のとても深い仲の友人と喧嘩別れをしてしまったとしたら、とても辛いですよね。
精神的にくるものがあるのもわかります。
しかし、そういったリスクがあるものの、これから信頼関係を構築したい。もっとコミュニティを発展させていきたい。
そう考える人も世の中には大勢います。
このような方のためにも、スナックという経営形態を参考に、以下にコミュニティをいかにして構築していくかを考察していきたいと思います。
それではみていきましょう♪
スナック経営が長く続く理由
皆さんはスナックが潰れている姿を見たことはあるでしょうか。
あまり多くの方はそのような話を耳にすることは少ないと思います。
その原因はスナックの経営構造に理由があるからなのです。
どういうわけなのかをそれぞれひも解いて考えていきましょう。
構造的に経費が最小限で済むから
理由の1つ目としては、
構造的に経費が最小限で済むからです。
これは店舗経営をする上ではとても重要な要素です。
固定費や変動費というのは飲食店経営を例にして考えてみても、「人件費」「水道光熱費」「賃料や共益費」「食材、ドリンク原価」などなど
ランニングコストがとても高いですよね。
しかし、スナックに関しては、
「家賃」は自宅を改装していることもあるため、とても費用が安い
「人件費」は若い女性など一人~二人ほどを適切な給料で雇うだけなので安い
「食材、ドリンク原価」はそこまでお酒の種類が豊富にしなくてもよく、かつ、食べ物はおつまみなどの乾き物や、ママが作った手料理などの安いもので事足りる
このように、スナックの経営というのはとても経費を抑えられ、潰れにくいビジネスモデルとなっているのです。
損益分岐点が低い
経費が低いということは、それだけ損益分岐点が低いことを意味しています。
利益がそこそこでも、経営が成り立ちます。
長く続いているスナックが多いというのも、こういった理由があるわけです。
モノ消費ではなくヒト消費だから
スナックに来ている人の多くは、スナックにある何かの「モノ」に集まっているわけでは決してありません。
スナックのママという「ヒト」にお客さんが集まってきています。
お客さんは表層的なものを求めているわけではなく、ママという存在を求めてくるのです。
ヒトを求めている時は、そこには必然的に「絆」が生まれています。
単純に「ヒト」に寄ってくるということはありません。
ヒト対ヒトという関係性がスナックには構築されているわけです。
この関係性が出来上がると、お客さんはそのスナックのいちファンとなり、一緒になってスナックの経営を何とかしようと応援し始めるようになるのです。
この理由がスナック経営が潰れない理由の根源です。
このようにスナック経営には、とても強いコミュニティが出来上がるための要素がふんだんに詰め込まれているわけです。
それは潰れないところが多いのがわかります。
そして、これ以降には信頼関係がどうしたらより深まるのかをまとめてみました。
ぜひ最後まで見ていただければと思います。
信頼関係を深める要素5選
信頼関係をより深めるにはスナックに学べ、ということで、、、
信頼関係をより深めるための大事な要素を5つにまとめてみましたので一通り見ていきましょう♪
①余白があること
信頼関係を構築するうえで大事な要素の1つ目は「余白があること」です。
余白とは、決して完璧ではない存在、つまり、スナックのママやアイドルそのものを指します。
余白を持つことによって、自分ができないところを補うかのように、それをできる人が集まってきます。
余白を大胆にアピールすることによって、ファンはそれを補おうと懸命に努力をします。
同時に余白がある人は、本質的に自分ができないことをできる人を信頼します。
信頼されているということは、相手にとってみても、自分がいないとダメなんだなという、存在価値を提供することに繋がります。
例えば、スナックの経営が下がりつつあるときは、ファンであるお客さんが総出で助けるために、多めにお酒を頼んだりするのがいい例です。
お客さんは、単なるお客さんではなく、一緒にそのお店を作っている感覚になっているわけです。
そうなったらとても信頼関係が出来上がっている証拠です。
これは、個人レベルで応用しても良いかもしれません。
余白を大胆に信頼している人に見せることによって、相手がその余白を埋めてくれる可能性が高まります。
もしそれが、人とのつながりではなく、何か物のつながりであったとしたら、個人でやればよいという判断になってしまい成立しなくなってしまいます。
あくまで人と人との信頼関係があってこそ、頼り頼られる関係性が構築できるわけです。
余白というのは、信頼関係を構築する上でとても重要な要素だということが分かったと思います。
②閉鎖的な空間で常連客ができること
続いては、「閉鎖的な空間で常連客ができること」です。
ポイントは、、
自分たちだけの場所にすること
これが大事になってきます。
理由は所属欲求にあります。
所属欲求を生み出すこと
要は、俺たちだけの場所という認識が、お客さんの所属欲求を駆り立てるのです。
そして、スナックのお客さんというのはほとんどは紹介されてそのスナックに来ている場合がほとんどです。
逆に口コミやネットなどで来た新規のお客さんは、とても入りずらい雰囲気がありますよね。
お客さんは自分のスナックかのように認識し、またその人から新たなお客さんを呼んできます。
そのため、新規でくるお客さん自体も信頼されている人しか来れないように仕組み化されているわけです。
こういった好循環が生まれているのは、まさに信頼につながっていきます。
トラブルが逆にコミュニティ形成につながっている
また、閉鎖的な空間というのは、同時にトラブルも起きやすいのです。
トラブルと聞くと少し嫌なイメージがあるかもしれません。
しかし、ここでいうトラブルとは、信頼関係の連鎖を生む潤滑油的な要素を持っています。
トラブルが起きることによって、その場にいる人たち全員がそのイベントごとにかかわることになります。
そうすると、自然とそこにいる人たち同士が仲良くなっていたりもします。
まさにこれが、閉鎖的空間における強みです。
お客さん同士の中が深まることで、そのスナックへの信頼度も同時に高まっていくのです。
相乗効果で信頼の連鎖を生んでくれるのがトラブルの良い効果だということです。
信頼関係を作る上で、このような閉鎖的な空間で常連客ができることはとても重要になってくることが理解できたと思います。
③仮装敵を作ること
次に、信頼関係を深める要素として、「仮想敵を作ること」が大事になってきます。
仮想敵というのは、バーチャルで実態のない存在を敵に設定するということです。
スナックでママをたたくような新規のお客さんは、常連客に総出で叩かれます。
このような状態が作られることで、常連客同士での結束が生まれます。
そうすることで、より常連客のスナックに対する信頼度はアップしていく。
仮想敵を作ることがなぜ重要なのかは、そういった良い循環が生まれるためだと言えます。
かといって、スナックのように自動的にそのような状況を作りだされるというのはあまりないですよね。
そういった場合は、自分から意図的にそういった対象を作りだす必要があります。
たとえ冗談でも良いため、仮想敵を設定してみましょう。
今の友達や仲間との信頼関係はもっと深まっていくかと思います。
④秘密や背景、共通言語を共有すること
コミュニティにおける秘密や背景、共通言語を共有することも、信頼関係をより深めるための要素になります。
なぜかというと、内々で知っている情報というのはとても閉鎖的ですし、仲間だからこそ知っているという、共通認識やコンテクスト(脈絡や状況の意)を生みやすいからです。
他の人は知らないという認識は、仲間である認識を生みやすいというということです。
確かに、情報を内製化することによって、ほかの人は知ることができないというセキュリティ面でも信頼性を生むことに繋がるのは理解できるかと思います。
ITの世界でも、システムのセキュリティ面というのは、とても信頼に直結する箇所でもありますからね。
では具体的にどうやってその状況を作り出すべきか?
これはそのコミュニティのリーダー的存在が決める必要があるため、具体的にいうのは難しいです。
しかし、リーダーの力量が試されるのもこの場面だと思います。
より深い信頼関係を生むためには、意図的にそういった内製化された状況を作りだすしかありません。
ぜひこれは経験してみると良いかと思いますよ。
どんな仲でも良いため、内製化された共通認識を1つや2つほど作ってみましょう。
より④の内容が効果的かを知ることができるかと思いますので。
⑤共通目的やベクトルを持つこと
最後は、「共通目的やベクトルを持つこと」です。
これはプロジェクトにおけるチームで動く際にも使える話です。
なぜそのようなことが言えるのかというと、
共通目的やベクトルを設定することによって、全体の絆が生まれるからです。
一緒になって行動していく仲間というのは、信頼関係がなければ一緒に行動することはそもそもできません。
③とよく似ていますが、目的や目標を設定することによって、仲間と何をやるべきかが明確になっていくのです。
例えば、サッカーを思い返すとわかりやすいと思います。
サッカーではゴールにボールをいれるという共通の目的があり、向かう方向性もチーム全員が同じ方向を向いているはずです。
チームメンバーのそれぞれが別々の方向に向かっていたとしたら、そもそも試合さえできません。
コミュニティにおいて、一番大切なのは、明確な共通の目的があってこそ、信頼関係が構築されていくのです。
ですから、もしあなたがコミュニティを作っていきたいと思っているのであれば、このような信頼関係を構築できるようになっていかなくてはいけません。
難しいことではなく、スナックのママのような存在を思い起こしながら、行動してみてはいかがでしょうか。
できなそうな考えはいったん捨て、より単純な発想で、まずは行動してみるのもいいかもしれませんよ♪
終わりに
いかがだったでしょうか?
信頼関係を生むためにはこれだけのステップが必要なのは皆さん理解できたかと思います。
実際に⑤までできたとしたら相当な信頼関係が出来上がっています。
お客さんとそのような関係にもしなれたとしたら、お客さん側はなかなかその関係性を切ることは難しくなってきます。
これからコミュニティを作っていきたい方や、何か経営をしていきたいという人はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
実はこの理論を提唱している方は、showroomという会社のCEOである「前田裕二」さんです。
これらをよりわかりやすく書かれている本が以下になりますので、実際に手に取って読んでみるのもお勧めですよ♪
↓↓↓
それでは♪
See you again✨